養成所を終え、次の一歩として参加したのは、とある声優応援プロジェクト。
目標はシンプル、「声優としての第一歩を踏み出すこと」です。
まずはボイトレ。
呼吸の使い方、声の出し方、滑舌の練習…最初は全部新鮮すぎて頭の中がパニック状態。
でも回を重ねるごとに少しずつ、良い手応えが出てきて、ちょっとウキウキ。この時の先生が基礎的なものや練習方法など親身に教えてくれて本当に感謝でした
そして、ついに初サンプルボイス制作。
緊張で手はブルブル、口の中はカラカラ。
モニターから返ってくる自分の声に、「おお、これが僕…?」とちょっとニヤニヤ。
前日の夜に飲みすぎて絶不調スタートだったのも、今では笑い話です(笑)。
ブースの中は思った以上に静かで、マイクの向こうの世界にドキドキ。
「声で何かを伝えられるんだ」という感覚が、少しずつ体の中に広がっていきました。
噛んだり声が震えたりしても、モニターに返ってくる自分の声を聞くたびに、ワクワクが止まらない。
サンプルボイス制作が終わった後は、達成感とちょっとした放心状態。
「やっと一歩、踏み出せたかな…」と思いながら、心の中でそっとガッツポーズ。
ここからが、本当のスタートラインなんだな、と感じた瞬間でした。
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